適応障害｜小竹向原こころのクリニック｜練馬区の心療内科・精神科

適応障害とはストレスにより様々な症状を引き起こす病気で、新しい環境にうまく適応することができず、様々な心身の症状が現れて、社会生活に支障をきたす病気です。

不適応になるきっかけとして多いのは、生活環境の変化です。転居、転勤、転校などの環境変化だけでなく、結婚や昇進などもストレスの原因としてよく見られます。

ストレスに対する対処法を一緒に考える支持的アプローチを行いながら、必要に応じてストレスの原因を解決するための環境調整について検討していくことが治療の中心となります。これに薬物治療を適宜組み合わせて治療いたします。

環境への適応を巡って話し合う中で、

「自分の持ち味を生かして働くにはどうしたらよいか。」
「自分らしく生きるにはどうしたらよいか。」

などのテーマが浮かび上がることがあります。つらい時期を乗り越える体験を通して、自分をよく知り、自分とよく対話しながら問題を解決していく姿勢を身につけることができるようにサポートしていきます。